【ゲイシャ種入荷】 ペルー フェスパ農園 ウィルダーガルシア氏 の ゲイシャ種 100g 浅煎り【豆のまま】
【定期便フェァ開催中】11月、12月で定期便をご購入されますと、こちらのゲイシャを必ずお届けいたします。あわせてご検討ください!!
世界的に有名になった【ゲイシャ種】の豆が4年振りに入荷しました。ただ、価格も当時から4倍位に・・今では各国で生産されているゲイシャ種ですが今回は【 ペルー産 】です。
*素晴らしい香味を体感していただくため【豆】のみ、焙煎度合いは【浅煎り】の販売です。
【フェスパ農園】
・生産者:ウィルダー・ガルシア
・所在:カハマルカ県ハエン郡ウワバル地区ウアコ
・標高:1,700-2,000m
【ゲイシャ種について】
ゲイシャ種はアラビカ種の突然変異によって生まれたとされています。コーヒー豆はより生育しやすいよう、幾度となく品種改良が行われるのが一般的ですが、ゲイシャ種は原種に近い状態のコーヒー豆だと言われています。原産地はエチオピアです。
もともとエチオピアのゲシャという地域に自生していたことからゲシャ種と呼ばれていましたが、やがてゲイシャ種として知られるようになりました。名前の由来には他にも、現地に出入りした日本人業者が「ゲイシャ」と聞き間違えたという説もあります。
ゲイシャ種は病気に弱く、樹高が4m近くもあって栽培の難しいコーヒー豆です。さらに収穫量が少ないこともあり、長い間、コーヒー農園からは生産には不向きと敬遠されてきました。
当時からゲイシャ種の美味しさは広まっていたものの、収穫量の少ないゲイシャ種がコーヒー農園で定着することはほとんどありませんでした。そして少しずつ、ゲイシャ種の存在は忘れられていったのです。
ゲイシャ種の栽培を続ける数少ないコーヒー農園の一つが、パナマにあるエスメラルダ農園。エスメラルダ農園は標高1,600mほどに位置する世界有数のコーヒー農園。豊かな自然と降雨量に恵まれる上、無農薬や手摘み収穫など、こだわりある生産姿勢に定評があります。
ゲイシャ種は1,500~1,700mもの標高を好むため、エスメラルダ農園は最適な環境でした。そして、農園で働く人たちの努力が、ゲイシャ種の安定した収穫につながります。
2004年に開催されたコーヒーの国際品評会です。エスメラルダ農園がゲイシャ種を出品したところ、これまでにない高値で落札されて優勝。ゲイシャショックと呼ばれるこの出来事から、ゲイシャ種は1日にして世界一有名なコーヒー豆となったのです。
エスメラルダ農園のゲイシャ種はその後も毎年優勝を重ね、2008年には品評会にゲイシャ部門が設けられることになりました。その年に優勝したカルレイダ農園のゲイシャ種はコロンビアへ持ち込まれ、栽培地が拡大。
2010年には1ポンド当たり170ドルもの高値をつけたエスメラルダ農園のゲイシャ種を筆頭に、ゲイシャショックは今もコーヒー業界を席巻しています。
【値段が高いのはなぜ?】
ゲイシャコーヒーが高値になるのにはいくつか理由があります。
何よりもまず、ゲイシャショックから始まった高値での取引が、今なお続いていること。たとえば、有名なエスメラルダ農園のゲイシャ種は1区画当たり300ポンドという高値でオークションにかけられますが、毎回数時間で完売してしまうそうです。
また、ゲイシャ種は栽培が難しく収穫量の少ないため、希少価値の高いコーヒー豆であるということも大きな理由でしょう。多くのコーヒー農園がゲイシャ種の栽培をしてこなかったため、苗自体の数が少ないということも考えられます。
希少価値が高く高級なゲイシャ種のコーヒー豆ですが、コーヒー専門店の他、最近ではネット通販でも気軽に購入できます。ゲイシャ種といっても品質は様々ですので、正直、「これでこの値段?」という商品もあり一概にすべてがそのフレーバーとは限りません。信頼できるコーヒー屋さんから購入する事をおすすめします。
【どんな味がするの?】
これまでにない高級なコーヒーとして知られるゲイシャ。値段が値段だけに、その味や香りはどのようなものか気になると思います。
オレンジやグレープフルーツを彷彿とさせるフレッシュな酸味、はちみつやチョコレートのような濃厚な甘み、ローズヒップティーを飲んでいるかのような爽かな後味、ワインのように繊細で複雑なフレーバーを楽しめます。目を閉じて飲めばこれがコーヒーだとは思えないくらい、初めて口にする時には普段飲んでいるコーヒーとの違いに驚くことでしょう。
【店主味覚評価】
酸味 ★★★★☆
苦み ★☆☆☆☆
香り ★★★★★
甘味 ★★★★★
【コメント】
少し高いと感じるかもしれませんが、ゲイシャ種はその仕入れ価格が他の豆とは桁が違います。だからと言ってすべてのゲイシャが美味しいわけではなく、見極めが難しいのも事実です。今回の豆は、10年前に初めて飲んだゲイシャを思い出させる素晴らしい香味でした。
飲む前から、「あ、これはすごい」という雰囲気が漂うフレーバーがすでに出ています。
出来る限り挽きたてを召しあがっていただきたいので、豆のみの販売とさせていただきます。
11月、12月は定期便フェァ開催。ご購入された方には必ずゲイシャをお届けします。
只今、定期便フェアを開催しております。11月と12月に定期便をご購入された方には必ずこちらのゲイシャ種をお入れいたします。この機会にぜひとも定期便をお申し込みください!
*すでにご購入されている方にも11月か12月にゲイシャをお届けいたします。
*お届は1回のみとさせていただきます。
定期便はこちらから ➡ https://08coffee.thebase.in/items/119056572
08COFFEEのコーヒー豆について。
最高の一杯は、最高の素材なくしては語れません。コーヒー豆は農作物ですので、
お米と同じで、時間が経てば古くなり、味も劣化していきます。その年に収穫された新豆を、常に最高の状態で保管しています。また、生産する「人」とのパートナーシップを大切にしています。高品質な生豆を安定的に供給してもらいつつ、一層の品質向上を求めて、産地に足を運んで信頼関係を築きます。
焙煎について。
コーヒーにはもともと『苦み』という味は存在しません。焙煎が深くなるにつれて苦みが強くなっていきます。つまり、本来すべてのコーヒーは酸っぱい飲み物です。それをどこまで火を入れる(焙煎)するかで苦みと酸味のバランスをみます。08COFFEEではその豆に合う適切な焙煎ポイントを積み重ねたデータと、感覚で導き出しています。
コーヒーの流通には想像以上に多くの人がかかわっており、その方々の想いをしっかりとお客様に正しく届けるのがロースターの役割です。一秒一秒が真剣勝負です。
ブレンドについて。
ブレンドについては賛否両論があります。先にも述べたように生産者が心を込めて作ったシングルオリジン(ストレート)を、他の豆を混ぜてしまうという事に抵抗があるからです。ですが私は、素材それぞれの特徴をしっかりと理解し、味わいと肉付けによってよりその味が豊かになるブレンドを目指しています。マイナス部分を隠して安価に販売してきた日本のコーヒー文化とは一線を画す、素晴らしい素材どおしが掛け合わさってプラスをつくりだす新しい時代のブレンドをお楽しみください。









